2008年04月21日

松井冬子とニポンの解剖画リンク集もどき

ETV特集の松井冬子、おもしろかったでづ。
いちばんよい意味で、
昼のどろどろドラマの一話分みたいな。
松井氏が
をりしも没後120年記念展真っ最中の
河鍋暁斎を「エッヂきいてる」と評していたのも
ばけもの好きには、うれぢかったり。

美術家ドキュメンタリとしては、
作品のほうを、もそっとネチこく舐めずったり、
カミカミしたりして、
番組制作者のへんたい降りを、
クウルにではなく熱く熱く露出して
ぽちかたなーとゆう、ありえないものねだり。

なかで、美術制作のための解剖実習の場面が
ありましたが、ちょうど当店ホーモ頁でも
人体解剖のベンキョーと塗り絵あそびがドッキングした
人体解剖塗り絵本を、おとといからご案内ちうす。

人体解剖学ぬり絵帳
80419.jpg

当店でいままでにお取り扱いした塗り絵帖は、
「ホモヒーロー塗り絵本」とか「私設暴力組織塗り絵本」とか
「お色気憲法塗り絵本」とか、
塗り絵ごころをくすぐらない塗り絵ばかり。
特にヒドかったのは、
「しりあるきら塗り絵」で、
作者がお絵描きに気合いを入れ過ぎて、
細かいところもビッチリ描き込んだおかげで、
色をぬるだけの余白もスキマもどこにもなかったり。。

ところが、今回の人体解剖塗り絵本は、
塗り絵ができる塗り絵本なのです!

いままでのダメダメ塗り絵本とはかなりの違い。
ベンキョーの文章は医学英語で書かれているので
意味がわからないぶんだけ、目ざわり感も控えめで、
マッサージやボディペインティングなどのおベンキョーにも
役立ちそう?

と、ところで、ETVの松井冬子で、松井冬子が
イタリアの解剖標本博物館スペコラで撮影してきた
写真をチエツクしたり、九相図拝観の場面など
ありましたが、電子図書館経由でみれれる
和物系の解剖図、解剖画も、あちこちにちらばりながら
ずいぶん色々ありますねー。

ウルル、URLを、
以下、ご参考まで、
年代順に、各当該ぺーじの説明文の一部をコピりながら
乱雑メモ書き風の、江戸時代の解剖図リンク集の下書きを。。

と思って、半日がかりでブクマークの整理をしていたら、
的確にツボだけをついたホーム頁がすでにあったことに
作業のおしまいごろになって気づきました。

それは、古賀歴史博物館ホーム頁にある
「日本の解剖ことはじめ−古河藩医・河口信任(かわぐちしんにん)とその系譜」
http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/rekihaku/kaibou.htm

これてば、すごい。。
日野日出志もびっくりな刺激キョーレツ(?)鮮明な高解像度の画像で
いきなりの頁、1,「解屍編」誕生の頁のりンク先から、
凝縮された和物の解剖図譜のはらわた的エッセンスが、
とびだしてくるのですた。。

http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/rekihaku/kikaku10/1-1/tanjyo.htm

ウェスリングの解剖書Syntagma Anatomicu
1633年。『蔵志』のネタ本ともいわれる。
http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/rekihaku/kikaku10/1-1/westop.htm

山脇東洋『蔵志』
宝暦9年(1759)
http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/rekihaku/kikaku10/1-1/kuratop.htm

河口信任『解屍編』
http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/rekihaku/kikaku10/1-1/top.htm
明和8年(1771)「玉砕臓図」
http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/rekihaku/kikaku10/1-1/gyokusai.htm

平次郎臓図
天明3年(1783)、京都伏見における解剖記録。
小石元俊,原画:吉村蘭洲(模写)

慶應4年(?)「解軆之図」
http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/rekihaku/kikaku10/1-1/kaitaitop.htm

「女囚解剖図附解軆場全図」
http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/rekihaku/kikaku10/1-1/jyoshu.htm

。。。
「解屍編の世界」
http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/rekihaku/kikaku10/tenji.htm
では、
以上の1,「解屍編」誕生のまき
http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/rekihaku/kikaku10/1-1/tanjyo.htm
だけでなく、
2,解剖に対するまなざし−日本人の人体観−
のところで、
河鍋暁斎の暁斎画談1887(明治20年)の
西洋式人体解剖図れっすん(色つき)が覗きみれたり
http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/rekihaku/kikaku10/1-2/gyosaitop.htm
ほかにも色々、おもろ毛です。。

すでに上の、
「河口信任(かわぐちしんにん)とその系譜」の頁を
うろうろしているだけでも、お腹の皮が何度はりさけたことか。

唯一すこし寂しいのは、画像を拡大してみることが出来ない点
でしょか。。

途中までつくりかけた、
江戸時代の解剖図リンク集の下書きコピペメモは、
上の「河口信任とその系譜」に重複する資料もあるですが、
リンク先の画像が拡大可能なものがほとんどなので、
いちお、何かのご参考までのせておきます。。

1682年(天和2年)『阿蘭陀経絡脈絡筋脈臓腑図解』
(刊行は1772年、『和蘭全内外分合図』および解説書『験号』として)
作者:長崎のオランダ通詞本木庄太夫(良意)(1628−97)
「原書はドイツの解剖学者ヨハン・レムメリンの『人体折畳図』をオランダ語訳」

http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/tenjikai/tenjikai2004/tenji/index-k.html
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/tenjikai/tenjikai2004/tenji/a00_6552_m.html
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/tenjikai/tenjikai2004/tenji/a00_6552_l.html

内景圖説 / 服部範忠述
(享保7刊 [1722?文化12 [1815]
http://herakles.lib.kyushu-u.ac.jp/icomb/cgi-bin/thumview.cgi?lang=j&wayo=w&num=49&img=1#

1734
Ontleedkundige tafelen
ttp://koara-a.lib.keio.ac.jp/rarebook/kaitaishinsho/kaitaishinsho_Dutch/book293.html

宝暦6年(1756)の人体解剖図
http://www.hum.ibaraki.ac.jp/mayanagi/paper04/kaibou.html

明和5年(1768)
蔵志(ぞうし) 山脇尚徳撰・山脇侃校 京都林伊兵衛  2巻2冊

明和7年(1770年)
解屍篇 古河藩医河口信任
http://www.library.tohoku.ac.jp/med/d-lib/kaishihen/ks-intro.html

紅毛九臓内経筋骨図
http://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/bunko08/bunko08_c0461/

「解體新書 図」
写本 小田野直武 筆
http://www.lib.m.u-tokyo.ac.jp/digital/HR315/index.html

医範提綱内象銅版図
1808(文化5)年
宇田川榛斎著、亜欧堂田善画。最初の銅販解剖図の和物。
http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/search/ecolle/igakushi/dohan/dohan.html

内象銅版図
文化戊辰 [1808] 新刻
「亞欧堂門人新井令恭鐫」
http://herakles.lib.kyushu-u.ac.jp/icomb/cgi-bin/thumview.cgi?lang=j&wayo=w&num=76&img=1#

解体発蒙(かいたいはつもう)
三谷公器
文化十年(1813)
http://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/ya09/ya09_00862/


把爾翕湮(パルヘイン)解剖図譜(下編 )」
文政5[1822]
把児翕湮 [著] ; 斎藤方策,中環中 訳
http://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/bunko08/bunko08_b0098/

文政5年(1822年)
存眞圖腋
http://www.library.tohoku.ac.jp/med/d-lib/sonshin/ks-intro.html

文政9[1826]
解体譜 / 鳩盧暮斯 [著] ; 磐水 重訂 ; 南寧一 [模] ; 中伊三郎 [刻]
文政4年跋の翻刻 重訂解体新書図編
http://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/bunko08/bunko08_a0036/

重訂解體新書銅版全圖
天保14 [1843]
http://herakles.lib.kyushu-u.ac.jp/icomb/cgi-bin/thumview.cgi?lang=j&wayo=w&num=17&img=1
http://www.lib.m.u-tokyo.ac.jp/digital/HR92/index.html

飯野藩医・宮崎□が大阪・合掌洲で行なった人体解剖を記録した彩色解剖図。
http://www.eisai.co.jp/museum/information/facility/archive/E00108/thumbnail01.html

などなどで、『解體新書(解体新書)』はずいぶんあちこちに
あるらしですの。

また上記もろもろを所蔵する各図書館の電子図書館、

長崎大学附属図書館
近代医学史関係資料「医学は長崎から」
http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/search/ecolle/igakushi/index2.html

土肥慶蔵の医学関係資料とその時代−鶚軒文庫・電子展示
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/tenjikai/tenjikai2004/tenji.html

宗田文庫図版資料データベース
http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/soda.html

内藤記念くすり博物館・収蔵品デジタルアーカイブ
http://www.eisai.co.jp/museum/information/facility/archive/index.html

京都大学附属図書館所蔵 富士川文庫目録
http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/fuji/index.html

東京大学医学図書館デジタル史料室
http://www.lib.m.u-tokyo.ac.jp/digital/index.html

茨城大学人文学部中国科学史
(中国と日本の医学史・本草史・医薬文化交流史・医薬書誌学)の真柳研究室
http://www.hum.ibaraki.ac.jp/mayanagi/paperlist.htm

慶應義塾所蔵貴重コレクション / 信濃町メディアセンター / 解体新書(アナトミア)
http://koara-a.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/listitem.php?index_id=3228

東北大学付属図書館医学分館・医学関係 貴重資料
http://www.library.tohoku.ac.jp/med/d-lib/d-lib.html

早稲田大学図書館・古典籍総合データベース
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html

解剖図の歴史や解剖図と美術史の因果カンケーについては、

東西の古医書に見られる身体」−九州大学の資料から−
http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/hp_db_f/michel/index.html
医学解剖と美術教育by西野嘉章
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/1997Archaeology/02/20400.html#no25

などなど、ももっとヂックリ見物していたかったのですが、
いい加減に切り上げて、お店の作業に戻らなくては。。




参考図書(とゆいますか、単なる宣伝りんくで。。)
人体解剖学ぬり絵帳』のほか
当店ホーム頁ご案内すみの洋物系の解剖関連(?)書籍では、
脳内あはあはアート文化マガヂン
季刊‐飾り棚/第28号:特集「骨」
80329.jpg
西洋解剖学アート500年分傑作集『人体解剖』
http://www5f.biglobe.ne.jp/~dobunko/index37.html#70709
解剖アート写真集『解剖講義』
http://www5f.biglobe.ne.jp/~dobunko/index17.html#51113
『医学におけるX線と放射能の一世紀/黎明期の写真資料を中心に』
http://www5f.biglobe.ne.jp/~dobunko/index02.html#41111
『ホンコンの薬屋さん/図版でみる漢方薬の包装紙の歴史』
http://www5f.biglobe.ne.jp/~dobunko/indexex.html#15hon

その他、新刊洋書もろもろ。。

ど文庫へ戻ろ
posted by dobunko at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 電気図書館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月15日

化物絵巻あれこれ

となりのおウチの中庭の梅の木にまで閑古鳥がたかって
啼きまくりのキノヲ、キョオ、
黒海どおしよおかンのデヂタルでえたべえすめぐりで、
http://dnavi.ndl.go.jp/bnnv/servlet/bnnv_user_result_list.jsp
とゆうデ痔タル画像の出屁タベースリンク集をフリダシに
よたよたと、あっちこっちに蹴つまづいては、
画像ありすぎで、どんなにヒマでも全部は見てられにゃあ、
とため息をつきまくっていたのですたが。。

http://dnavi.ndl.go.jp/bnnv/servlet/bnnv_user_result_list.jsp
のリスト中の、通し番号77に、
艶本資料データベース / 国際日本文化研究センター
http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/enbon.html
へのリンクが。
艶本資料データベースは、研究者むけで、審査手続きをしないと
閲覧できづ、しかも将来的には有料化の予定らしのですが、
誰のパソンコからでも見られる範囲にかぎっても、
このこの、国際日本文化研究センターのデヘタベヘスには
大した玉毛たおタカラが数々埋もれて(?)いたのれすね。。

いちいちメモっているヒマにも、もそっとほぢくってみたいの
ですが、うろちょろする手間いらずでたのちいのが、
絵巻物データベース
http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/emakimono.html
絵巻物などと聞くと、すどおりしそうになりますが、
地獄草紙絵巻、
鳥羽絵巻、
長谷雄草紙、
中納言長谷雄卿図巻、
百鬼夜行絵巻、
化物婚礼絵巻、
道成寺縁起、
土蜘蛛草紙絵巻、
酒天童子繪巻、
酒天童子繪巻、
化物尽絵巻、
伊吹山酒呑童子絵巻、
吉光 百鬼の図、
土佐光起 百鬼夜行之図
とゆうた、超業火らいんなっぷで、
ヌポンが世界にぽこる化物・妖怪絵巻の数々を
たっぷりと拝観でける、すーばらし頁なのですた。

国際日本文化研究センターのデヘタベヘスの中で、
直接にうえのこれと関連するものでは、
近世風俗図絵データベース
http://shinku.nichibun.ac.jp/esoshi/index.php?disp=JP
のなかで
暁斎百鬼画談
http://shinku.nichibun.ac.jp/esoshi/picture_list.php?id=148&gid=104&from=bl&pnum=1&disp=JP
の全点画像もみれれます。。。
posted by dobunko at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 電気図書館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月05日

芳年@電子図書館

おととし2006年はユウチウ部に取り憑かれて大量の時間をうしない、
きょねん2007年はある時期までMP3D音源だふんどーろブログに
あくせくし過ぎてパソコン本体の寿命を激しくすり減らしてしまった
のでしたが、今年2008年は風邪をひいてみたりしてオツムがすうすう
している昨日けふのような日には、
パソンコで見れる電動でぢたる図書館、
国立国会図書館の電子図書館
http://www.ndl.go.jp/jp/data/endl.html
の画面に釘付けされて
しまいがちなのですた。

おとといこのブログで何度めかのちょめちょめをした
芳年のデジタル画像も
このなかの
貴重書画像データベース
http://rarebook.ndl.go.jp/pre/servlet/pre_com_menu.jsp
をふりだしに、
詳細検索:錦絵>著者名=「芳年」を検索すると、
2008.3.06現在で画題730件が該当。

ひとつずつ画像を開いたり拡大したり閉じたり開いたり
を繰り返していると、その合間に鼻水をつまんだりする手間も
かかったりで、営業時間を空費するわ、風邪はこぢれるわ、
どどにもならないのですが、
みればみただけ、ぼんやりと面白くも蟻で。
もしこれが美術館でも、1日ではとても全部を見通せなさ
そうな点数の芳年さくひんの影像を、モニタ画面いっぱいに
拡大して観察することが出来るのですた。
「風俗三十二相」シリーズ。
「芳年略画」シリーズ。
「本朝忠孝鑑」シリーズ(明治14年)。
「見立多以尽(みたてたいづくし)」シリーズ(明治芸者風俗)。
「美人七陽華」シリーズ(やんごとなき方面のハーレム美女たち(?)
「皇都会席別品競」シリーズ(明治花街妓楼美人くらべ)
「雅立功名鑑」シリーズ
「教訓善悪図解」シリーズ
「皇国二十四功」シリーズ
「芳年武者无類(むしゃぶるい)」シリーズ
「風歌俳優志能婦」シリーズ
「和漢百物語」(もののけ)シリーズ
末広五十三次図絵シリーズ
「新形三十六怪撰」シリーズ(もののけ)
「新柳二拾四時」シリーズ(胸部露出あり)
「月百姿」シリーズ
「東海道名所之内」シリーズ
「魁題百撰相」シリーズ(もののけ)
新聞錦絵・やまと新聞附録 近世人物誌
新聞錦絵・歌舞伎新報
新聞錦絵・かなよみ新聞(with 国周、芳幾。出血あり)
新聞錦絵・郵便報知新聞(with 国周、芳幾。出血あり)
新聞錦絵・東京日々新聞(with 国周、芳幾。出血あり)
芳年漫画
新撰東錦絵。

一気に全部みる体力がなくても、「血まみれ」のイメエヂからは
かけ離れて当世(21世紀ぢゃぽん)でそのまま通用するような
かわよき着物ギャルの図から胡散臭い歴史偉人ものまでこなした
芳年のうでの冴え不冴えや、幕末から明治初期の時代色や、
みるところあり過ぎで困ります。

困りついでに、
検索キーワード「貞信」で
新聞錦絵・錦絵百事新聞(出血、ばけものあり)
新聞錦絵・金毘羅霊験広報
の影像をひらいて、芳年のお仕事と見比べてみたりしていると、
風邪はひどくなるわ、当店の閑古鳥はいよいよおおはしゃぎ
するわで。。

ど文庫へ戻ろ
posted by dobunko at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 電気図書館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする