2005年10月05日

熊野考 by 丸山静

サンディエゴ動物園からのパンダ小屋ナマ中継を横目でみつつ、最近は、作業のあいまに
3つ目の薄めで『熊野考』by丸山静(1989、せりか書房)をちょびちょびしゃぶってみたりして
いるとです。
こりは、ふつーの本屋さんの宣伝文句っぽい紋切型でトコロテンにするすると、メタ‐ファンタジー小説のすごひ本てゆー類になるでしょか。
小説ではなくエセー的に書かれた論文風なのに、登場人物も舞台も大道具小道具も並たいていの小説以上に充実しています。
海と山のまぐわう不吉にあざやかな風景やなんだか黒黒した情感が、人知れず山道のわきにたおれて死んだはづの異形のお馬さんたちの背中にまたがってぱかぱかと目のまえを走りさっていく後ろ姿にひかれるように、わからんわからんと呟くことをやめない著者の、そのしうねんのおとろしさ。。
タグ:熊野
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2005年09月19日

アフリカの住宅/建築探訪6 by 小倉暢之

アフリカの住宅 by 小倉暢之(1992、丸善)をぱらぱらよ、みましたよ。
著者が東アフリカ‐ケニアのナイロビとラム島、西アフリカ‐ナイジェリアの首都アクラ、ハウザランドなどを現地視察したときに撮影したお写真がたくさん挿入されている薄い本だけどなかみは濃いめ。
東アフリカ‐ナイロビに、なぜに暖炉のついた英国スコットランド式の積雪対策向けに傾斜のついた邸宅があるのか。なぜナイロビにインド人街があるのか。ナイロビのスラム街マタレバレーのできるまで。スワヒリハウスってなぬ?なぜラム島がヒッピーのメッカだったのか。ラム島にはなんで丸いおうちと四角いおうちがまぜこぜにあるのか。なんで玄関が外と中に2つあるのか。アフリカの西洋モダン建築って。などなど、住宅の本とはゆうても住宅ばっかり見物していては理解できな毛な、アフリカ現地住民と西洋人や中近東からインドにかけてのアジア人がよってたかって作ってきた20世紀アフリカの住宅事情をチラリポロリとかいまみせてくれます。19世紀末、東アフリカ鉄道建設のためエゲレスのえらいさんに引率されてインドから出稼ぎ労働者が大量にナイロビいりしたという話を読むと、『北のからゆきさん』の倉橋正直せんせいの「からゆきさんは、中国人、インド人の出稼ぎ建設労働者のお相手をつとめていた」とゆー説を即座におもいだし、ここが、いはゆるひとつのニポン出身「アフリカのからゆきさん」たちの仕事場でもあったのかとひとりよがりになっとく。
そもそもはインドを支配したエゲレスぢんが発明して、やがてインド人の生活の一部にもなったとゆーナイロビの熱帯バンガロー(と呼ばれるたいぷの住宅)の写真などみると、ここが「からゆきさん」あがりのアフリカ在住日系インドぢん女房さまのおウチか。。などとあらぬ妄想をしげきされまくったりしたりしてしまうのでしたり。。
posted by dobunko at 23:56| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月13日

世界の図書館うろちょろ写真集

世界の図書館うろちょろ写真集
図書館:ドラマあり


ただいま当店で静かに売れ残りちうです。
お問合せは当店‐図書館係宛にどおぞぉ。
posted by dobunko at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする